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あなたにとって「キッシュ」ってどんなイメージですか?外国の料理でコースについてくるもの?それとも、おしゃれなお店でちょっと出てくるお総菜?キッシュってこの街に住んでいる人にはなかなか馴染みのないものかもしれません。今回紹介するのはそんな「キッシュ」に惚れた、ある親子がやっているお店のお話。キッシュひとつにもさまざまなお話が入っているんです!
(掲載日:2010年3月3日)

金町駅南口をまっすぐ歩いて京成電車の踏切を渡った先。普通は飲み屋さんが多い通りに、真っ白な壁でオシャレなお店がぽつんとあります。通りすがりの人たちから「あれ?こんなところに何のお店が?」と注目を浴びているのが、今回紹介する「pate pate(パータパテ)」。扉を開けると焼いたキッシュとコーヒーの香りがあなたを出迎えてくれます。ちょっとレトロの店内はオーナーの嶋崎さん親子が全て探してアレンジしたもの。テーブルの下の足を注目すると、何と昔のミシン台!また時間を告げてくれる柱時計は、オーナーの嶋崎さんが子どもの頃からある歴史を感じさせるアイテムも。ボーンと時間をゆっくりと告げる音には、ひとつひとつのこだわりがあるのです。

キッシュをはじめたきっかけは?という質問に嶋崎さん親子はとっても丁寧に答えてくれました。
お母さんの嶋崎さんは広告を中心とするデザイナー、娘さんはその背中を見てか、インテリアを中心としたデザイナーとして活躍している親子でした。2人はインテリアや旅行が好きで、よく雑貨屋さん巡りをするほどだったということです。ある日2人でフランスに旅行に行ったとき、フランス本場のキッシュに嶋崎さんが惚れ込んでしまうところから、このお話が始まります。
フランスから帰ってきた2人は「日本でもおいしいキッシュを作ってみたい!」という気持ちから、なんと5年もの歳月をかけて研究を重ねたのです。そのとき嶋崎さんは松戸、娘の聖子さんは川崎に在住。互いに休みを見つけてはおいしいキッシュを作り合って品評するほどでした。研究を進めるうちに、本場フランスとは異なるさっぱりとサクサクした「パータパテ(キッシュの外側)」を開発するのに至ったのです。
通常のキッシュってボリュームの割には食べきれないしつこさを感じることがありますが、ここのキッシュは外側のさっくりとした食感と、中の具材のマッチングが何度も楽しめるもの。昼間にはお昼ご飯や総菜になるものが中心で、ティータイムはスイーツ系など、時間や季節に合わせてさまざまなキッシュをとりそろえています。あなたの想像していたキッシュのイメージを、このお店ではとても楽しく塗り替えてくれるのです。

pate pateではお昼のランチを提供中。キッシュが中心のランチと思っている人!ここでは実にさまざまな味が楽しめます。
ランチの種類は全部で2種類。キッシュが2種とスープ・肉or魚・サラダ・その日のオススメ小鉢がついたAランチはなんと5皿も出てくるちょっと嬉しいランチセット。もちろん女性でも食べやすいように、どれもかわいらしく盛りつけられているのです。また、さまざまなキッシュの味を楽しみたいのであればぜひBランチ。こちらはAランチにさらにキッシュを1つ付けたpate pateを充分楽しめるセットメニュー。ママさん仲間との食事はもちろんのこと、ちょっとゆっくりとした昼食にはピッタリ。明るい店内で落ち着いてランチが楽しめます。

ランチタイムが終わると、pate pateには落ち着いた空気が流れてきます。その空気と一緒に運んでくれるのは、お店自慢のコーヒー。独自にブラジル産とコロンビア産をブレンドしたコーヒーは、柔らかい香りで鼻を楽しませ、優しい味わいで舌を喜ばせてくれます。そんなコーヒーをおいしくさせるのには、実は秘密が。ここのコーヒーは布地を使ったネルドリップ方式を採用。紙フィルターと異なり、起毛のある布地から出るコーヒーには一滴一滴においしさがしみこまれています。
そしてそんな優しいコーヒーに似合うのが、パータパテのスイーツのキッシュ。ここのキッシュは旬のフルーツなどの素材本来が持っている、果実本来の甘さを引き出したもの。甘すぎることなく、口のなかでゆっくりと楽しみを増してくれます。またキッシュは季節によって種類を変えていくので、通えば通うほど楽しくなるお店。本を持って行ってゆっくり読書したり、楽しい会話のおやつにしたり・・・。使い方はあなた次第なのです。

店内だけでなく、お持ち帰りできるのもこのお店の嬉しい部分。持ち帰りが出来るから、おいしいキッシュを晩ご飯のおかずや、ちょっとお出かけの時のお土産にも使えます。もちろん、お一人様でも大丈夫。豊富なキッシュは1つからお持ち帰りができます。そのほかにも、誕生日やパーティーのときにはぜひホールでのご注文も。スイーツ・総菜のキッシュはあなたのパーティーテーブルをきっと華やかに飾ってくれるはず。もちろん事前の申込のときにある程度の要望があれば、嶋崎さんたちはきっと楽しい提案をしてくれるはず。キッシュのあるパーティーってちょっと楽しい感じがしませんか?

そしてお店の二階は団体でも入れるスペースになっていて、小さい子どもでものびのびと安心してくつろげるのです。だから、ママたちの集まりやちょっとみんなでランチというときも大活躍してくれます。 また、お店では定期的に2階でイベントを行っています。ブリザーブドフラワーの講習会や、ママサークルの勉強会などその使い方は実に自由。取材にお伺いした日には、何と俳句の会をキッシュ屋さんで行っていました。お店の看板にはさまざまなイベントが書いてあるので、あなたも交流のきっかけにどうですか?

聖子さんはキッシュについて「フランスの一般的な家庭料理のひとつなんです。だからおやつでもいいし、お総菜や食事のオードブルでもいい。気軽に味わえる家庭の味だからいいんですよ」と話してくれました。何でもお店には嶋崎さん親子の優しさが気に入って、もう何度も通ってくれるお客さんもいるとか。おいしいキッシュの中には、そんな親子の優しさが隠し味として含まれているんですね。
| 店舗名 | pate pate |
|---|---|
| 電話番号 / FAX | 03-5660-3871 |
| 営業時間 | 11:30-18:30 |
| 定休日 | 日・月曜日・祝日 |
| 住所 | 葛飾区金町5-33-20 |
| 平均予算 | |
| クレジットカード | |
| オフィシャルHP | http://pate-pate.petit.cc/ |
| メールアドレス | pate-pate@son.petit.cc |
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