|
|
「イタリア料理」って聞いたときに、とっても高いハードルを感じませんか?料理の名前も知らなくてはいけないし、コースの組み方や、ワインに対するうんちくまで・・・そう考えれば考えるほど、疲れてしまってせっかくの食事が台なしになってしまう・・・。でも、今回紹介するのはみんなが「ここはイタリアの居酒屋みたいな気軽さ」と言う金町の小さなお店。お店に来るとみんなが「おいしいね!」というそのお店の中身を探ってみましょう!
(掲載日:2010年7月9日)

今回紹介する「オステリア・ルーチェ」は2008年の6月にオープンした金町の新しいイタリアン。カンカンカンと鳴る、京成金町の小さな踏切を渡ると、居酒屋街の先頭に白い壁の小さなお店が目立ちます。引き戸をスっと開けると家庭のようなランプの柔らかい明かりがあなたを出迎えてくれます。
お世辞にも広いといえない(でも、とてもこじんまりしていて可愛らしい)店内は、テーブル席のみ。扉を開いて左側では若いシェフが一生懸命に料理を仕込んでいます。またテーブルに座ってあなたの要望を聞いてくれるのは、このお店の奥さん。そうなんです、ここは夫婦2人で営んでいる下町のイタリア料理店。家庭的な雰囲気はちょっとイタリアンに誤解を持っていたあなたの緊張を解きほぐしてくれます。

このお店には「おいしいね!」といえる素材がふんだんに用意。遠くは北海道の魚介類や、熊本から直接届いた馬肉、そして珍しい野菜など…。馬場さん、結構お値段するんじゃないんですか?
「産地から取り寄せた厳選した素材だけを提供するというよりも、おいしくて安い食材を毎日探しています。時には専門の仲介人から直接仕入れたり、ときには近所の八百屋さんで仕入れたり。季節のおいしい食材を探すことによって、安心した味と価格を提供できるのです」と話してくれました。だから、オステリアルーチェでは毎日必ずある定番メニューというよりも、日々の仕入れた素材によって自由に変身していくのが特長。おいしい食材を手頃な価格で。さすが、金町のイタリアン居酒屋です!

さて、そんなオステリアルーチェ。何とも豊富なワインが目玉と聞きました。しかし、ワイン初心者な僕はいったいどうしたら・・・。そんなときは、ワイン好きの奥さんに相談してみましょう!教えて、奥さん!
「魚だから白ワイン、肉だから赤ワインというセオリーに合った飲み方ではなく、自分の好きな飲み方を楽しんでください。ここにはイタリア各地の面白いワインを多く取り寄せています。リストにない情報もありますので、ちょっと迷ったらどうぞ気軽に話しかけてください」と笑顔で話してくれました。奥深いワインの世界のちょっと入り口をアドバイスしてくれる、丁寧なお店。お値段もリーズナブルだから、通ってワインの奥深さを知るのもいいかもしれません!

ワインの注文の前に、お店の斜め上を注目。そうそう、、そこには今日のおすすめがズラーリと並んでいます。特にここで見てみたいのは豊富な前菜たち。さーて、迷うほどの種類にきっとあなたの目も奪われるはず。その中でもオススメしたいのが、ちょっと珍しいチーズや生ハムたち。生ハムにいたっては馬場さん自ら塩漬けで仕込む貴重な一品も。チーズはそれぞれ特性が異なり、実に様々なワインとの出会いを感じさせてくれます。お客さんの中には「ワインとチーズだけでいいかい?」なんて気軽にやってくる人も。馬場さんは「食事をガッチリという方も歓迎ですが、ちょっと気軽な感じで来てくれる方も大歓迎。うちはイタリアの居酒屋ですから」と笑って答えてくれました。ワイン一杯にちょっとチーズ・・・気軽に楽しめるイタリアンスタイル。他のお店ではなかなか楽しめませんよ。

気軽に食べられる前菜のあとには、ぜひしっかりした料理も食べてもらいたいもの。オステリアルーチェの料理はリーズナブルでありながら「素材の掛け算」を楽しめるものばかり。
素材の掛け算というのは実に難しいもの。しかし、そのハーモニーが合わさったときに、至福のときを提供してくれます。このお店では届けられた新鮮な魚介類からメニューを考え、提供してくれ、その素材の味わいを十分に引き出してくれます。
また、記念日の日など特別なディナーにはぜひご相談を。時間をかけた丁寧な料理を提供してくれます。季節にあった美味しいメニューは馬場さんの丁寧な仕事によってその旨味が幾重にも重なる味わいを楽しませてくれます。写真の「殻付き雲丹とホワイトアスパラガスの前菜・卵黄と生クリームのソース」と名付けられたメニューは、ウニ濃厚な味わいに、それにも負けない芳醇な香りをだしてくれるホワイトアスパラガスをあえたもの。パッと口の中で広がる味わいは、喜びにも似た感覚を感じさせます。

また魚料理とは異なり、オステリアルーチェの肉料理は素材の味わいを最大限引き出すようにシンプルな調理が目立ちます。
何といってもこの店でぜひ食べてもらいたいのは、備長炭で焼かれた炭火焼きグリルたち。鶏は大山鶏、豚は岩中豚、羊はクセの少ない仔羊、そして写真の牛肉は、肉の旨味がギッシリと詰まった短角牛。どの肉もじっくりと炭火で焼き上げるのがおいしいのです。炭火のグリルでゆっくりと焼かれた肉は、外はパリっとしていて炭火の芳ばしさが広がり、そしてジューシーな中身は、噛み解く度にジワッと肉汁が出てくるのです。しかも短角牛は肉本来の旨味が味わえる赤身の多い肉。脂身の少ないこの肉は、いくら食べてもクドさを感じさせないので、どの世代でもきっと満足いくはず。
そして、最近の馬場さんおすすめは馬肉。熊本から直送で送られてくる馬のスネ肉とアキレス腱を鍋でじっくり煮込んだ「馬スネ肉の煮込み」は、ホロホロになった馬肉が特長的。しかも、噛みごたえは充分で噛んだ後の深い肉の味わいは、新しい発見と感動を感じさせてくれます。また一緒に出てくるアキレス腱はトロトロになっていて、プルプルの食感を楽しめるのです。

おいしいパスタをお腹いっぱい食べたい!って人に朗報♪オステリアルーチェ、パスタランチをはじめました!パスタランチはサラダ・特製スープ・そしてその日のパスタがドーンと乗ったボリュームたっぷりのもの。パスタの種類もメニューによって変わるので、毎日通っても飽きないうれしい心がけをしてくれています。もちろん、従来通りの前菜をメインとしたランチや、お散歩のお供にもなるテイクアウト用のランチボックスも用意。詳しい内容はブログやツイッターでお知らせしているので、ぜひチェックしてみてください!

家族の気持ちが込められている「イタリア食堂」のイメージのオステリアルーチェ。料理の質はもちろんのこと、そのボリュームがみんなを喜びを感じさせてい ます。馬場さんは「質はもちろんだけど、リーズナブルでボリュームのある料理を出すようにしています。イタリア料理というとおしゃれでお腹いっぱいにならないイメージがありますが、うちは家族みんなで、いろんな世代が集まるようなイタリアの居酒屋を目指しています」と馬場さん夫婦が話してくれました。大箱のイタリアンと異なって、毎日馬場さん夫婦とお客さんが楽しく会話をする、金町らしいお店。お店にはいつも「いいね!(bouno!)」という声が聞こえる楽しいお店。あなたは今日は何で満足してみますか?
| ご予約 | 承ります |
|---|---|
| 総座席数 | 14席 |
| 駐車場 | 近隣に有料あり |
|---|---|
| 貸切 | 応相談 |